センバツ開会式・プラカード 浜松学芸の3人が揮毫 山梨学院、啓新、東邦の3校 /静岡
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する山梨学院(山梨)と啓新(福井)、東邦(愛知)が開会式で使うプラカードの校名を、浜松学芸(浜松市中区)が揮毫(きごう)することになった。 同高はこれまで、「書の甲子園」の愛称で知られる国際高校生選抜書展で、団体の部の全国準優勝や地区優勝などに輝いている。今回、書の甲子園の個人で優秀賞だった山下優月(ゆづき)さん(3年)が啓新、入選した飯島知咲(ちさ)さん(2年)と千葉美由紀さん(2年)がそれぞれ山梨学院と東邦を担当した。 揮毫を希望する生徒が多く、作品の特徴や持ち味から3人が選ばれた。飯島さんは「山梨学院が勝てるよう思いを込めて書きます」、千葉さんは「東邦の力強いイメージを表現したい」と話した。山下さんは高校野球が好きで、阪神甲子園球場で観戦したこともあるといい「粘り強く書いて選手を勢いづかせたい。甲子園で頑張ってほしい」とエールを送った。【奥山智己】