放送ギリギリのシーン満載の実写ドラマの数々

井筒渡を演じた中村倫也さんにも注目のドラマ『ホリデイラブ』ビジュアル　(C)原作・こやまゆかり漫画・草壁エリザ・DeNA／テレビ朝日・MMJ

　人気マンガを原作としたドラマは、これまでに数多く放送されており、いろんな作品が話題となっています。なかには、地上波放送ながら過激な内容で、家族と一緒に見ていて気まずくなるようなシーンのある作品もありました。 【画像】え…っ！「無修正ってなんやねん」「服着てください」　こちらがドキドキしちゃう「マンガ実写化」ドラマです（9枚） ●『失恋ショコラティエ』 『失恋ショコラティエ』は、水城せとな先生による同題の少女マンガが原作で、2014年に嵐の松本潤さんを主演に迎え、フジテレビ系の月曜夜9時（通称：月9）の枠で放送されました。松本さんのほかにも、水川あさみさんや石原さとみさんら、人気女優が出演していたことでも知られています。 　本作は憧れの女性を振り向かせるために海外で修行を積み、自分の店を開いたショコラティエの主人公「小動爽太（こゆるぎ そうた／演：松本潤）」の周りで繰り広げられる、恋愛模様を描いた物語です。夜9時のゴールデンタイムに放送されながらも、なかなか攻めた男女のからみのシーンが描かれ「過激すぎ」と話題になりました。 　特に第8話では、爽太と石原さんが演じる「吉岡紗絵子（旧姓：高橋）」とのラブシーンは、かなり過激なものとなっています。また、爽太と肉体関係にあるモデル「加藤えれな（演：水原希子）」とのシーンもたびたび描かれ、大人の恋愛模様をリアルに表現していました。 　ネット上では、「月9枠なのにからみが濃厚で、何かを想像させる」「放送された当時が中学生で、そこそこの過激さがトラウマになって数年間ラブコメ観られなくなった（笑）」「親と一緒に観てたんだけど、当時小学生でいきなり過激なシーン出てきてめちゃくちゃ気まずかった」「嵐ファンの友達が悲鳴上げてた」などの声も多く、月9とは思えない場面の連続に面食らった視聴者も少なくなかったようです。 ●『アラサーちゃん　無修正』 『アラサーちゃん　無修正』は峰なゆか先生の『アラサーちゃん』が原作で、2014年に深夜ドラマとして実写化されました。本作はアラサー世代の男女の恋愛事情や「あるある」を描き、女性を中心に大きな支持を得た作品です。 　深夜ドラマとはいえ、地上波での放送が心配になるほどきわどいシーンがありました。第1話の冒頭では、主人公「アラサーちゃん（演：壇蜜）」と友達の「オラオラくん（演：川村陽介）」の激しいベッドシーンが描かれており、第3話ではアラサーちゃんが「手ブラ」の状態で行為に及ぶなど、過激な描写が満載です。 　さらに、童顔でかわいらしい「ゆるふわちゃん（演：みひろ）」や、姉御肌の「サバサバちゃん（演：佐藤仁美）」といったユニークな登場人物が作品を彩り、性や恋愛観についてをリアルに語る姿も本作の見どころでした。 　視聴者の間では、「地上波でこの内容はギリギリ」「ドラマの6割くらいが濡れ場なのでひとりで観なきゃ」とギリギリの放送内容に驚く声が多い一方、「オトナな話もあるけどコメディ要素も多い」「キャラがそれぞれ立っていて配役は原作にぴったり」と、原作に忠実な内容に好評にもなっていました。 ●『ホリデイラブ』 『ホリデイラブ』は、「マンガボックス」で連載された『ホリデイラブ～夫婦間恋愛～』（原作：こやまゆかり／作画：草壁エリザ）が原作の2018年のドラマです。 　本作は2組の夫婦が不倫によって、次第に崩れていく姿を描いています。こちらも深夜放送ということもあり、内容や描写が非常にディープで、特に「井筒里奈」を演じた女優の松本まりかさんの怪演が大きな話題となりました。 　里奈は主人公「高森杏寿（演：仲里依紗）」の夫「高森純平（演：塚本高史）」と不倫関係にあり、第1話後半でさっそく里奈と純平が行為に及ぶシーンがあります。松本さん演じる里奈が下着姿で純平と情熱的なキスを交わし、ゆっくりと下着を脱ぎ捨て……と濃厚な場面が描かれました。 　また、里奈は夫「井筒渡（演：中村倫也）」に日常的にDVを受けており、作中では無理やり性行為を強要されそうになるなど、目を背けたくなるような描写も含まれています。 　豪華キャストでドロドロの内容が描かれた『ホリデイラブ』に関して、「内容もドロドロだし、過激だし、既婚者は観ちゃダメ」「中村さんの演技も松本さんに負けないくらい狂気的だった」「クライマックス衝撃過ぎて忘れられん」といった声があり、攻めた内容に驚きつつハマった人が多かったようです。