【センバツ出場校紹介】明豊の4番・的場の長打力に注目! 勝負強さは折り紙付き!
2024年の春の訪れを告げる第96回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校が決まった。3月18日から阪神甲子園球場で繰り広げられる戦いの「主役たち」を紹介していく。 【一覧】センバツ出場32校 【明豊(大分)=3年ぶり6度目】 今年の明豊には堅実な勝負強さがある。昨年秋の大分大会では強さを誇って優勝を収めたが、九州大会では試合運びの上手さも目立った。初戦の海星(長崎)戦では9回に1点差を逆転して勝利。準決勝の東海大福岡相手には、小刻みに得点を奪って快勝するなど、チャンスをしっかりものにする力がある。前回センバツ出場(2021年)の準優勝を超える優勝を狙う。 明豊の昨年秋の九州大会決勝のスタメンは以下の通り。 (中)木村 留偉(2年) (右)髙木 真心(2年) (左)石田 智能(2年) (一)的場 航輝(2年) (二)舩見 侑良(2年) (三)芦内 澄空(2年) (遊)江藤 柊陽(2年) (捕)山内 真南斗(2年) (投)大堀 羚斗(1年) 投手陣は継投策で勝ち上がってきた。最速142キロのエースナンバー1の野田 皇志投手(2年)は右の本格派。昨年夏の甲子園も経験した。 その他、右の一ノ瀬 翔舞投手(2年)に加え、寺本 悠真投手(1年)大堀 羚斗投手(1年)の左腕2人も伸びしろがある。この冬の成果を今センバツで見せてくれるはずだ。 打線は4番の的場 航輝内野手(2年)が中心。180センチ、87キロのがっちりとした体格を生かした長打力が魅力で、昨秋の九州大会でも1発を放って見せた。木村 留偉外野手(2年)、髙木 真心外野手(2年)の1、2番コンビでチャンスメークできる。髙木は昨秋の九州大会で本塁打を放つなど長打力もある。 甲子園出場はすべて2001年以降。近年ではすっかり常連となってきた。過去、センバツでは2019年に4強、2021年に準優勝と好成績を収めている。3年ぶりのセンバツで頂点を目指す。