仲本工事さん妻・三代純歌の週刊誌訴訟第2弾 女性自身の発行元・光文社も争う姿勢
2022年10月に交通事故に遭い死去したザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)の妻で歌手の三代(みだい)純歌が、事実に反する報道で名誉を傷つけられたとして「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」の発行元に計8250万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が24日、東京地裁で開かれた。 三代は同3社に対してそれぞれ訴訟を起こしており、この日の公判では「女性自身」の発行元「光文社」が被告となった。同社に原告は4400万円の損害賠償を求めている。被告側は記事の公共性や真実性などの観点から、名誉毀損には該当しないと争う姿勢を示した。 23日の「週刊女性」の発行元「主婦と生活社」を相手取った裁判に引き続き、2日連続で閉廷後取材に応じた三代は「今回が2回目の裁判ですが、改めて自分の意見を言える場を設けていただきうれしいです。記事で『悪妻』と書かれて許せない。許せない事件です」と憤りを隠せない様子だった。 三代は、仲本さんの死去後に一部週刊誌で「モンスター妻」「戒名料を着服しようと企てた」などと報じられていた。「女性自身」に関する記事の次回法廷は6月12日にウェブ会議にて弁論準備が行われる。
報知新聞社