米副大統領候補が初対決 中東や移民で応酬、互角
【ワシントン共同】11月5日の米大統領選に向け、民主党ウォルズ・ミネソタ州知事(60)と共和党バンス上院議員(40)による副大統領候補討論会が1日、ニューヨークで開かれた。両氏の直接対決は初めて。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃で緊迫する中東情勢や移民、人工妊娠中絶を争点に議論した。双方に目立った失点はなく、ほぼ互角の展開となった。 今回が両陣営による最後の直接対決になる可能性があり、民主党ハリス副大統領(59)と共和党トランプ前大統領(78)の大接戦が続きそうだ。主催したCBSテレビの緊急世論調査では42%がバンス氏、41%がウォルズ氏を「勝者」だと回答した。