今しか見ることができない「紫金山（しきんざん）・アトラス彗星」。 16日夜、熊本からも見ることができました。16日午後7時ごろ、熊本市の西の空に長い尾をひいて輝く星が見えました。 【写真を見る】紫金山・アトラス彗星見えた!日没後の西の空に「長い尾」　20日ごろまで観測チャンス 去年の1月に発見された「紫金山・アトラス彗星」です。日没後の西の空に姿を見せ、次第に低い位置へと沈んでいく様子をRKKのカメラが捉えました。 国立天文台によりますと、この彗星は、10月13日に地球から約7100万キロの位置まで最接近したとみられています。 ゆくゆくは太陽系の外に出て二度と戻らないと推測されているため、今しか見ることができないというこの彗星。10月20日（日）ごろまで肉眼でも観測できる可能性があるということです。