写真：Car Watch

　ランドローバー（ジャガー・ランドローバー）は4月25日（現地時間）、新たなハイパフォーマンス・オールテレイン・モデルのフラグシップ「ディフェンダー OCTA（オクタ）」を7月3日にワールドプレミアすると発表した。 【画像】過酷な環境でのテストの様子 　V型8気筒ツインターボマイルドハイブリッドガソリンエンジンを搭載したディフェンダー オクタは、オンロードでもオフロードでも、比類ない走破能力、快適性、落ち着いた空間を提供。それらを実現するために、ディフェンダー史上最も過酷なテストと開発プログラムが実施された。 　公開された走行テストおよび開発プログラムの動画では、過去3年間にエンジニアが訪れたさまざまな場所や過酷な地形が登場し、ディフェンダー オクタがディフェンダーファミリーのなかでも、最もタフで耐久性に優れたモデルであることを証明している。 　ディフェンダー オクタのエンジニアは、標準的なディフェンダーのテストだけでなく、ドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ（北コース）でのハイパフォーマンスハンドリングと耐久性テスト、フランスのラドゥーのウェットなアスファルト、スウェーデンの氷上、フランスのラストゥールでの過酷なラリーレイドステージ、ドバイの砂漠、米国ユタ州モアブの岩場でのテストを含め、1万3960回以上の追加テストを実施。また、ディフェンダー オクタは英国イースナーにあるジャガー・ランドローバー（JLR）の伝説的なテスト施設でも、あらゆる過酷な走行テストをクリアしているとのこと。 　また、ワールドプレミアに先立ち、ディフェンダー オクタの将来の所有者を対象とした招待制の特別プレビューイベント「DEFENDER ELEMENTS」を、英国、ドイツ、イタリア、米国、ドバイ、日本で開催。このプレビューイベントに参加した人は、史上最もタフで、走破性が高く、ラグジュアリーだというディフェンダーにいち早く触れられ、リラックスした環境のなかで、6Dダイナミクスエアサスペンションを含むディフェンダー オクタの究極のオールテレイン・パフォーマンスを支える革新的なテクノロジーをはじめ、耐久性の高いラグジュアリーな素材、印象的なエクステリアやインテリアの仕様、あらゆるアドベンチャーを壮大なものにするオプションの数々を選択し、ディフェンダー オクタを好みの仕様に最終確定できるという。 　ディフェンダー担当マネージング・ディレクターのマーク・キャメロン氏は「『ディフェンダー オクタ』は、ラグジュアリーさを極めた壮大なアドベンチャーの代名詞となるでしょう。そのアドベンチャーは、『DEFENDER ELEMENTS』のイベントから始まります。それぞれの会場やエクスペリエンスは、アイコニックな『ディフェンダー』のDNAを本格的かつ独創的な方法で反映しており、私たちは、『ディフェンダー オクタ』の旅をともにする最初のお客さまをお迎えすることをとても心待ちにしております」とコメントしている。 　ディフェンダー オクタの初年度生産枠は限定されており、日本市場へは220台を導入予定。現在、初年度生産分のディフェンダー オクタの購入、特別プレビューイベントのDEFENDER ELEMENTSへの参加については、全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーで予約を受け付けている。