愛知で18歳選挙権シンポ 有識者が学生にアドバイス
参加者「さらに考え深めたい」
パネルディスカッションでは、学生から、政党や政治家との向き合い方について質問が出た。原田さんは「最初から政治家の話を聞くのはダメ」と指摘。まずは自分がさまざまな問題についての考えを持ち、その考え方が同じとか、自分が関心を持つ問題に熱心に取り組んでいる人を見つけていくという方法を提案した。
谷岡さんは議員や候補者の陣営に、諸問題についてどう考えているか「電話や手紙で聞いてみるといい」と助言。「有権者の声に陣営は答えるもの。反応がなければこちらも無視すればいい。議会を傍聴するのも、議員の考えが分かる」と話した。 ディスカッションに参加した男子高校生は「選挙について友達と話していくなど、さらに考えを深めていきたい」と話した。 (斉藤理/MOTIVA)