佐久長聖高が総合V、天龍梅花駅伝 天竜川沿い38キロ、たすきつなぎ
天龍村で18日、第53回天龍梅花駅伝(村主催、信濃毎日新聞社など後援)が開かれた。県内外の113チームが、阿南町と泰阜村を経由する6区間38・15キロを疾走。招待チームの佐久長聖高校(佐久市)が総合優勝した。 【写真】天龍梅花駅伝で一斉にスタートする選手たち=18日、天龍村 午前11時の号砲で一斉にスタート。温かな陽気となり、沿道では旗を振る住民や、「頑張れ」と声援を送る人たちでにぎわった。6区を走った佐久長聖高3年の永原颯磨(そうま)さん(18)は「(コースは)起伏が激しく、勝負強さをつける上で刺激になる。自分たちが元気な姿を見せることで、地域を活気づけられたらうれしい」と話した。 飲食の出店や中継所のスタッフは、村民らがボランティアで担った。販売する五平餅を前日に準備した村内の村松為子さん(86)は「村に一年で一番多く人が集まる日。走る人も応援する人も楽しそうで、元気をもらった」と笑顔だった。