「大部屋の真ん中にいるのが太田光、有田哲平」“ボキャブラ芸人”が明かす、当時の楽屋事情
2月27日(火)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月~木曜 13時~15時30分)が放送。ゲスト出演したお笑いコンビ・BOOMERの河田キイチが、『ボキャブラ天国』(フジテレビ系・1992年10月~1999年9月放送)での楽屋の様子を明かした。
90年代を代表するお笑い番組『ボキャブラ天国』に出演していた河田だが、ネプチューン・原田泰造がその『ボキャブラ』について語っていたことについてリスナーからのメールが届いた。そのエピソード内容は、収録のなかの芸人勢ぞろいで映るパートで、「1人くらい、いなくなってもばれないか」と思った原田が楽屋に戻ってみたらまんまとバレてヒロミに怒られた……というもので、これを踏まえて河田が当時を振り返った。 河田:ボキャブラは、楽屋が大部屋なんですよ。大体、誰がどの位置にいてとか(決まっていて)、それこそ金谷ヒデユキは楽屋にもいなかったんですから。当時、金谷と松本ハウス、つぶやき(シロー)も外かな。階段のとこでお弁当食べたりしてた。 土屋:輪に入らない。 河田:大体、(楽屋の)真ん中にいるのが(爆笑問題の)太田光。(くりぃむしちゅーの)有田(哲平)。急に古坂(大魔王)が脱いだり、みんな羽交い締めにされて脱いで。 塙:イメージ通りだなぁ。 河田:古坂とX-GUNの西尾にみんなイタズラされるっていう。それを指名するのがだいたい、有田。 土屋:そういう感じだったんですね。
河田:そこから仲良くなって。それまでは本当にピリピリしてて、芸人同士が飯食いに行くとか今みたいなことは全く無かった時代で。爆笑(問題)とも挨拶するくらいで、みんな楽屋で口利かなかった。 土屋:横の繋がりが始まったのがボキャブラ世代からなんですね。 河田:関東は特にね。 塙:ほんと、大部屋がいいですよね。 河田:本当にそう。それが本当に(仲良くなった)きっかけかなと思って。 関東の芸人同士が仲良くなった意外なルーツを知り驚愕する一同であった。
また、『ボキャブラ天国』の収録終わりに、BOOMERとプリンプリンだけはバイトしていたショーパブに戻って1日4回のステージをこなしていたことも明かすとスタジオからはさらに驚きの声が上がった。