体温や音はエネルギーになる? アイデアが次々と…子どもたちが“SDGs”学ぶ
テレビ高知
2025年に開かれる大阪・関西万博を前にSDGsについて理解を深めてもらおうという授業が、高知市の小学校で行われました。 「EXPOスクールキャラバン」と題して内閣官房が行っているこの取り組みは、来年の大阪・関西万博をきっかけに子どもたちにSDGsなどを学んでもらおうと、全国のおよそ200の小中学校などを対象に先月から行っています。高知県内では初めて、高知市の江ノ口小学校で授業が行われ、5年生およそ30人がカーボンニュートラルについて学びました。CO2が地球に与える影響や、CO2削減のための取り組みなどが説明された後、児童たちは、エネルギーを作り出す方法を考えました。児童たちからは人間の体温や感じるストレス、雷の音などがエネルギーになるのではという斬新なアイデアが飛び出していて、改めて、エネルギーについての関心を高めたようでした。 (児童) 「(電力発電は)自分たちに関係ないと思っていたんですけど、省エネとかCO2を出さないようにするための工夫は自分たちでもできるんだなということがわかりました」 「まったくいらんやろっていうものでも活用したりとか、こういうこと(CO2削減のための取り組み)をしているというのをCMとかでやったらもっといいのになと思った」 県内では今後、他の学校でも授業が行われる予定になっています。
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