CLの大舞台で起きたアストン・ヴィラDFミングスのハンドに…指揮官「完全に不可解。人生の中で1度しか起きたことがなかった」
アストン・ヴィラのタイロン・ミングスが珍しいプレーでハンドを取られた。 6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でアストン・ヴィラは敵地でクルブ・ブルッヘと対戦。ここまで首位に立っていたアストン・ヴィラだが、クルブ・ブルッヘの堅い守備に苦しむ。さらに、52分には不用意な形からPKを与え、これを決められてホームチームがリードを奪う。最後まで得点を奪えなかったアストン・ヴィラは0-1でクルブ・ブルッヘに敗れた。 この試合で最も注目を集めたのがミングスのハンド。GKエミリアーノ・マルティネスがゴールキックをミングスに渡したが、同選手は手で拾ってやり直そうとした。しかし、これを見ていた相手選手がアピールし、主審もペナルティスポットを指さして、この試合唯一のゴールとなったPKがクルブ・ブルッヘに与えられた。 これを受け、クリス・サットン氏は『BBC』で「愚かだ。ミングスはクレイジー、まったくもってクレイジーだ。彼は何を考えているんだ?ミングスは思考停止していた。タイロン・ミングスは3歳のときも同じことをやっていただろう」と非難していた。 試合後、ウナイ・エメリ監督はミングスのハンドについて「前半は良いプレーをしていた。後半、ミスがすべてを変えてしまった。カギになったのは我々がやったミスだ。彼のミスは完全に不可解だ。あんなことは私の人生の中で1回しか起きたことがなかった」とコメント。 また、エズリ・コンサは「あれもフットボールの一部。チャンピオンズリーグで最初の黒星で、前に進まないといけないし、過剰にがっかりしていてはいけない。僕はあの場面を見ていないけど、選手たちがレフェリーに駆け寄ってハンドだと言っていた。あれが試合を終わらせた。でも、あれがハンドであり、意図的なものだったのなら、なぜ彼は2枚目のイエローカードを受けなかったんだ?ミスだったけど、これを教訓にしないといけない」と振り返った。