女子ハードル界の新星【田中佑美】が、淡色セットアップで春の訪れを感じて!
昨春に日本女子4人めの“12秒台ハードラー”となり、世界陸上の切符をはじめて掴んだ田中佑美。パリ五輪と2025年の世界陸上を見据えて走る女子100mハードル界のニューヒロインが、春を感じるセットアップで登場!
デニムジャケット4万9500円(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)、ニットベスト5万600円(デミリー/サザビーリーグ)、デニムパンツ4万2900円(マザー/サザビーリーグ)、その他はスタイリスト私物
美しいフォームでハードルを飛び越える172㎝のモデル体型で、清々しい配色のデニム・オン・デニムを爽やかに着こなしてくれた田中佑美。 「トレーニングの拠点にしている筑波で着るには、ちょっとお洒落すぎる着こなしに挑戦できて楽しかったです。お洒落は、実用性を考えてしまうタイプ。この服、可愛いなって手に取ってこねくりまわしてから、着まわしが利かないかもって戻してしまいがちです(笑)」
パリ五輪や東京開催の世界陸上などの大舞台を見据えて走っているが、あえて目標を口に出すタイプではないのだとか。 「ビッグマウスの逆で、まわりの影響を受けやすいのでプレッシャーを減らすためにあえて避けているところがあって(笑)。ただ、昨年はじめて出場権を得て出場したブダペストの世界陸上では、結果が出なかったことももちろんですが、自分が準備してきたものを発揮できなかったことが一番悔しかった。その悔しさをなんらかの形でリベンジしたい」
陸上競技選手 田中佑美 YUMI TANAKA
1998年、大阪府生まれ。中学から100mハードルをはじめ、立命館大学では関西インカレ4連覇、日本インカレでは4年連続で3位以内に入り、2019年に優勝を果たす。2021年に富士通入社。2023年のブダペスト世界陸上の日本代表に選出され、同年のアジア競技大会で3位に入賞。 ※雑誌『Safari』4月号より
写真=古川義高 スタイリング=柳川武史 ヘア&メイク=高山ジュン 文=遠藤 匠