「エンドウは素晴らしい。だが...」躍動を続けても遠藤航では不十分なのか。リバプールが“次のマスチェラーノ”の獲得を検討と現地報道
「来シーズンに向けて特に強化したいと考えているポジション」
リバプールの遠藤航はアレクシス・マカリステルの故障をきっかけに昨年12月から出番を増やすと、攻守にハイパフォーマンスを披露。いまや不動の6番(アンカー)となった。 【動画】遠藤の猛プレスが呼び込んだリバプールの劇的決勝弾 現地メディアからも絶賛の声が相次いでいるが、リバプールは新たな守備的MFの獲得に動いているようだ。『Football Transfers』は3月7日、「リバプール、“次のハビエル・マスチェラーノ”の夏の移籍に注目」と見出しを打った記事を掲載している。 「リバプールはポルトのMFアラン・バレラの夏の移籍を検討していると伝えられている。バレラは昨年8月にボカから800万ユーロで移籍を完了し、ポルトと契約したばかりだ。しかし、素晴らしいデビューシーズンを経て、現在はヨーロッパの2つのトップクラブが関心を持っている」 同メディアは「フランスの『Foot Mercato』によると、リバプールとパリ・サンジェルマンがこの22歳のファンであるという。元リバプールのマスチェラーノに例えられるように、バレラは6番のポジションが最適だ」と綴っている。 遠藤が躍動しているにもかかわらず、なぜアンカーが必要なのか。記事はこう主張している。 「エンドウが好調にもかかわらず、これは彼らが来シーズンに向けて特に強化したいと考えているポジションである。エンドウはプレミアリーグで期待を上回り、最近のカラバオカップ決勝でも素晴らしい活躍を見せた。そうは言っても、日本代表は31歳で、長期的な解決策とは考えられない。したがって、レッズは今後の移籍市場で守備的MFを獲得するために参入する必要がある」 さらに、「もしアンフィールドに移籍すれば、バレラはドミニク・ソボスライ、アレクシス・マカリステルとともにエキサイティングな中盤トリオを形成することになるだろう」と続けている。 ポルトが契約解除金満額となる7000万ユーロを要求しているというアルゼンチンの逸材が加入すれば、遠藤の強力なライバルとなりそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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