インテルがアーセナル撃破、アトレティコは終盤の決勝点でPSG下す 欧州CL
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは6日、リーグフェーズ第4節が行われ、インテル(イタリア)はハカン・チャルハノールのPKが決勝点となり、アーセナル(イングランド)に1‐0で勝利した。一方、アトレティコ・マドリード(スペイン)は93分のゴールでパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)を下し、敵地で勝ち点3を手にした。 【写真】決勝点を喜ぶアトレティコのコレア イタリア王者のインテルは今大会で無敗を維持しており、新形式のリーグフェーズ折り返し地点で勝ち点を10として5位につけている。一方でアーセナルは今大会初黒星となり、勝ち点7の12位に後退した。 サン・シーロ・スタジアムでの一戦はスコアレスでハーフタイムに突入するかに思われたが、メフディ・タレミのフリックしたボールがアーセナルのミケル・メリーノの上げた手に当たり、PKが宣告された。チャルハノールは前半アディショナルタイム3分にこのPKを蹴り込んだ。アーセナルは後半に圧力をかけたがインテルの堅固な守備ブロックを突破できず、この4日間で2敗目を喫している。 FCバルセロナ(スペイン)は敵地でレッドスター・ベオグラード(セルビア)を5‐2で撃破し、6位に浮上した。13分にイニゴ・マルティネスのヘディングシュートで先制した後、27分にサイラス・カトンパ・ムブンパに同点弾を許したが、ロベルト・レワンドフスキがハーフタイムを挟んで2ゴールを挙げた。さらにラフィーニャとフェルミン・ロペスが追加点を手にしたバルセロナはその後のレッドスターの反撃を1点に抑え、決勝トーナメントの出場権自動獲得圏内にとどまった。 アトレティコは敵地パリでPSGに2‐1で勝利。アンヘル・コレアの決勝点がチームに今大会2勝目をもたらした。 14分にウォーレン・ザイールエメリのゴールでPSGに先制を許したアトレティコは、その4分後にナウエル・モリーナのゴールで追いついた。PSGに攻め込まれる中、アトレティコは最終盤にアントワーヌ・グリーズマンの正確なパスを受けたコレアが、カットインから相手GKジャンルイジ・ドンナルンマを破るシュートを蹴り込んだ。 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は67分にジャマル・ムシアラが得点を決め、1‐0でベンフィカ(ポルトガル)を下し、不調のシーズンを立て直す白星を挙げた。2勝2敗となったバイエルンは、4試合を残す中で順位表の中位につけている。 アストン・ビラ(イングランド)は、タイロン・ミングスが短いゴールキックのボールを手で拾い上げるという奇妙なファウルでPKを献上し、クラブ・ブルージュ(ベルギー)に0‐1で敗れて連勝が3で止まった。 昨季ヨーロッパリーグ覇者のアタランタ(イングランド)はシュツットガルト(ドイツ)に2‐0で勝利。レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)は10人になったフェイエノールト(オランダ)を3‐1で退け、今大会初の勝ち点を手にした。【翻訳編集】 AFPBB News