スイーツで長崎盛り上げよう! ピエール・エルメ参加のプロジェクト始動 来年3月にイベントも
砂糖文化を広めた「シュガーロード」の歴史がある長崎市で、スイーツを生かしたまちづくりプロジェクト「My SWEET NAGASAKi(マイ スイート ナガサキ)」が始動した。来年3月、同市のグラバー園で会場限定のスイーツなどを提供するイベントが開かれる。 地域の活性化や菓子職人の育成などを目的に、長崎市をはじめとする県内の商業、観光、教育機関の関係者らで実行委を組織。委員長は、フランスの有名菓子店「ピエール・エルメ」日本法人のリシャール・ルデュ氏が務める。特産品を使った商品開発や菓子職人のセミナーを検討しているという。 来年3月20日から同22日まで開かれるイベントは「スイーツの祭典」がテーマ。ピンクと白にライトアップされた会場で、ピエール・エルメや県内のスイーツを楽しめる。詳細はプロジェクトのホームページ(HP)やインスタグラムで随時発信する。 15日、市内であった記者会見で、ルデュ氏は「長崎は素晴らしい歴史や文化がある。若い人によりよい街を残すため、新しいコンテンツを作りたい」と話した。