俺たちは挑戦者 開幕まで1カ月 明石商、調整順調 /兵庫
<センバツ2020> センバツ開幕まで1カ月となった19日、2年連続3回目出場の明石商ナインは明石市魚住町長坂寺の学校グラウンドで練習をこなし、順調な調整ぶりを示した。2016年は8強、19年は4強と過去2回とも結果を残しており、「今年こそ頂点に」と70人の部員が心を一つに汗を流した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日の練習は1~3班に分かれ、来田涼斗主将(2年)らレギュラークラスが入る1班は、他班のサポートを受け、フリー打撃や、走者を置いた実戦形式の練習などを消化。開幕直前まで登録メンバーの変更は可能で、ベンチ入りを争う選手の表情は真剣だった。 優勝候補と目される中、来田主将は「秋の近畿大会で8強に終わり、全員が挑戦者の気持ちで練習してきた」と振り返った。2、3班の選手たちに対し「みんなのおかげで充実した練習ができる。(センバツでは)感謝の気持ちを込めたい」と話した。 3月8日に練習試合が解禁され、13日に組み合わせが決定。甲子園練習などを経て、19日に阪神甲子園球場で大会が開幕する。【韓光勲】 〔神戸版〕