「送致事実を認定…十分な証拠がない」池上彰さんになりすましたとしてSNS型投資詐欺で逮捕された中国籍の男性 検察は不起訴処分 広島
ジャーナリストの池上彰さんになりすましたSNS型投資詐欺事件で逮捕された中国籍の男性について検察は不起訴処分にしました。 中国籍の会社役員の男性は複数人と共謀し池上彰さんをかたりLINEでうその投資話をもちかけ呉市の男性から710万円、京都市の女性から合わせて1000万円をだましとった疑いで逮捕されていました。 広島地検呉支部は先月29日、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として、中国籍の会社役員の男性を不起訴処分にしました。 男性は警察の調べに対し現金を受け取ったことは認めていましたが、「投資の話は知らなかった」と容疑を一部否認していました。