加藤登紀子が埼玉を絶賛「すごいパワーがある」 12・20年末恒例「ほろ酔いコンサート」開催
歌手活動60周年を迎えている加藤登紀子(80)が26日、さいたま市で年末恒例のイベント「ほろ酔いコンサート2024」のコーラス練習と取材会を行った。 52回目を迎える今年は全国で9公演を開催し、同市の大宮ソニックシティで12月20日に実施する。地元で子どもの貧困救済活動をしている団体「みな風地域食堂」の合唱団約70人が参加し、加藤が作詞作曲した「この手に抱きしめたい」を歌唱する。 加藤は「22年に東京で50回目をやって『この後どうする?』となって、昨年から大宮ソニックシティでやることになった。今年で2回目です」と説明。他の会場ではソロコンサートの趣だが埼玉公演は異なるという。「地元の人たちが中心になって盛り上げようとしている。埼玉だけはフェスみたいな感じです」と話した。 会場のキャパは約2500人。「一番大きい。満席にするのは大変だと思ったけど昨年はいっぱいになった。(映画の)『翔んで埼玉』の舞台の埼玉はすごいパワーがある。そして、埼玉には東京にはない生活感がある。面白い。ここでコンサートができてよかったなって思います」と埼玉を絶賛した。 「みな風地域食堂」のコーラスは昨年に続いて2回目。「真剣に生きている真面目な人たちで、いい生活感がある。素晴らしいと思います。今日はコーラスの練習のしがいがありました。うれしかった」と開催まで1カ月を切った本番を待ちわびていた。