ディミトロフがルブレフの抵抗を振りきりベスト8に進出「とにかく我慢しなければならなかった」 [USオープン/テニス]
ディミトロフがルブレフの抵抗を振りきりベスト8に進出「とにかく我慢しなければならなかった」 [USオープン/テニス]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 7-6(3) 1-6 3-6 6-3で振りきりベスト8進出を決めた。 ~結果を随時更新中!~USオープン2024|トーナメント表 2セットアップとリードしたディミトロフはルブレフの抵抗を受けて続く2セットを取り返されたが、第5セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって3時間39分で試合を締めくくった。 ルブレフは相手よりもウィナーが多く(47対41)アンフォーストエラーも少なかった(59対67)が、プレッシャーのかかる場面でレベルを引き上げたディミトロフが勝利を掴んだ。 「最初の2セットはかなりいいプレーができたと思う。でもどういう訳か身体がリズムを失い始め、彼(ルブレフ)は試合を諦めようとはしなかった。彼がどんな選手かはご存じの通りだ」とディミトロフは試合後のオンコートインタビューで語った。 「とにかく我慢しなければならなかった。今日の僕を助けてくれたのは、自分の経験と観客だったと思う」 ツアーレベルのマッチ450勝目を挙げたディミトロフは次のラウンドで、第28シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-4 7-6(3) 2-6 6-3で破って勝ち上がった第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。
テニスマガジン編集部