森且行、“メンバーカラー”入りのオリジナルヘルメット抱えて登壇「『音松くん』のときの」
元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行(50)が11日、都内で行われたドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』(29日公開)の完成披露イベントに登壇した。 【写真】使用しているものと同じモデルのヘルメット 森はレースで着用しているものと同じモデルのヘルメットを抱えて登場。「『音松くん』の時のメンバーカラーです」と星をあしらったデザインを紹介。バラエティー番組『夢がMORI MORI』のコーナー内で演じられたSMAPの6人によるコントを思い出させ、会場からは感嘆の声が漏れた。 「全国の映画館で僕の映画をすることが信じられなくて」と自身でも映画公開に驚きが隠せない様子の森は「転身してから28年が経ちました。まだまだ挑戦したいことがたくさんあります。僕が戦うわけを感じていただけたらと思います」と呼びかけた。 森は、1996年にSMAPを脱退し、幼少期から夢だったオートレーサーに転身。GIIを3度、GIを2度制覇。2020年11月最高峰グレードレース日本選手権で悲願の初優勝も21年1月にレース中の事故で腰椎破裂骨折・骨盤骨折の重傷を負ってしまう。両足にまひが残りながらも、約2年に及ぶ壮絶なリハビリを経て、23年4月6日に地元・川口オートレース場で802日ぶりに復帰し、カムバック勝利を果たした。 今作は、23年3月に開催された『TBSドキュメンタリー映画祭』で上映された『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』をもとに、大幅な追加撮影映像を交えて再編集され、森の不屈の闘志の源泉を浮かび上がらせる全く新しい内容となっている。監督は、テレビ番組での取材をきっかけに森の生き様に惚れ込んだ穂坂氏が務めた。