田んぼアート浮かぶ 富山県朝日町舟川新、町制70周年記念のデザイン
稲の色の違いで巨大な絵柄を表現する「田んぼアート」が、富山県朝日町舟川新に浮かび上がっている。2008年から続く風物詩で、今年は1日に迎える町制施行70周年を記念したデザイン。31日は好天に恵まれ、街並みを背景に美しい光景が広がった。 近くの農家「チュリストやまざき」とJAみな穂青壮年部が毎年実施。今回は、町制70周年の合言葉「こんにちは、たのしい未来!」のほか、子どもの笑顔やチューリップを配した模様を企画した。5月下旬に親子連れら約100人が「武蔵野紫」「赤モチ」「白しま稲」など7品種を植えた。 10月初旬を予定している収穫時期までに色の違う稲穂が伸び、絵柄は7色に染まる。山崎修二社長(63)は「町の節目を祝うきれいな絵になった。これから色づいていく様子も楽しんでほしい」と話した。