「三塁はチャージかけづらい場面」巨人 打者3人連続バントで決勝点 佐藤輝の悪送球&野選誘う
「阪神1(降雨コールド)3巨人」(1日、甲子園球場) 巨人が逆転勝ちした。先発・菅野が7回7安打1失点で、リーグ単独トップの13勝目(2敗)。同点で迎えた七回、門脇の中前適時打で勝ち越した。 【写真】サトテル痛恨の野選 ネット裏のお客さんもビックリ! 同点で迎えた七回、先頭の大城卓が左前打で出塁すると、吉川が三塁側に送りバント。打球処理を焦った佐藤輝の悪送球で、一、三塁のチャンスを作った。ここで門脇がセーフティースクイズ、スクイズを2球ファウル。それでも続く4球目を詰まりながら、しぶとく中前に運んで勝ち越し点を奪った。 さらに続く一、三塁から小林がセーフティースクイズ。三塁側を狙ったことを「自分の判断」と説明。セオリーなら一塁に転がす場面だが「その前に門脇の打席で、(一塁)大山のチャージもよかった。西のフィールディングがいいのは知ってたんで」とし、「サードはなかなか走者もいるので、チャージはかけづらい場面。(三走の)尚輝を信じて、やってみようかなって思った。迷ったんですけど、あそこは尚輝を信じてやりました」と説明。好判断で貴重な3点目を手にした。 リードを2点に広げた一打に、阿部監督も「いいバントを決めてくれた」と賛辞を贈っていた。