早く新紙幣を手にするにはどうすれば?「興味を持って使ってほしい」日本銀行新支店長が着任《長崎》
NIB長崎国際テレビ
(佐藤肖嗣アナウンサー) 3日から始まるのが、新しい紙幣の発行です。 約20年ぶりにデザインが刷新されました。 (桒畑笑莉奈アナウンサー) 日本銀行長崎支店に新たに着任した支店長は、新紙幣を「興味を持って使ってほしい」と呼びかけました。
日本銀行長崎支店の新しい支店長に就いたのは、伊藤 真氏 49歳です。 1998年に入行し、欧州中央銀行への出向などを経て、政策委員会室の法務課長や総務課長を歴任。 日銀の金融政策決定会合などの議事運営に携わってきました。 県内の景気については「緩やかな回復が続いている」という認識を示しました。 (日本銀行長崎支店 伊藤 真 支店長) 「県内各地くまなく足を運び、各地の企業経営者と対話を深めたい。長崎県経済の発展に少しでも貢献したい」
3日からは、2004年以来 約20年ぶりに紙幣のデザインが刷新されます。 新たに発行される紙幣について伊藤支店長は…。 (日本銀行長崎支店 伊藤 真 支店長) 「この偽造対策のような この20年間の技術進歩を、うまく取りこめたと認識している。新しいものなので、興味を持って使ってもらえればありがたい」
(佐藤アナ) こちらが3日に発行される新しい紙幣のデザインです。 1万円札に、実業家の「渋沢 栄一」 5千円札には、教育家の「津田 梅子」 千円札は、細菌学者の「北里柴三郎」の肖像が描かれています。 (桒畑アナ) 20年ぶりに変わる紙幣には、最新の偽造防止技術も取り入れられています。
(佐藤アナ) その1つがこの3Dホログラムです。 お札を傾けると肖像が動いて見えるんですが、紙幣で採用されるのは世界で初めてなんです。
(佐藤アナ) また お札を透かして見える肖像の周囲には、緻密な線で構成した連続模様を施す「高精細すき入れ」が採用されています。 (桒畑アナ) 早く新紙幣を手にしたい人もいると思いますが、県内の銀行ではどのように 対応するのでしょう。