縄文時代に犬を埋葬した墓周辺で発見…穴の開いた貝殻は“犬のアクセサリー”か 人が加工した装飾品と確認
愛知県田原市の「伊川津(いかわづ)貝塚」で穴の開いた貝がらが発見されました。縄文時代の犬のアクセサリーとみられています。 【動画で見る】縄文時代に犬を埋葬した墓周辺で発見…穴の開いた貝殻は“犬のアクセサリー”か 人が加工した装飾品と確認 この巻貝は、縄文時代に犬を埋葬した墓の周辺から見つかっていて、その後の調査で、人工的に加工された装飾品であることが確認されました。 見つかったのは2つの巻貝で、犬を埋葬する際に装飾として供えられたか、穴にひもを通し首輪のようにした犬のアクセサリーの可能性があるということです。 田原市博物館の学芸員: 「縄文時代では犬というのは、狩猟の大切なパートナーとして非常に大事にされていました。犬と人との関係が、今のペットと人間との関係に近い関係にあったということがわかる大変重要な事例になると思います」