滋賀レイクス新ヘッドコーチに前田健滋朗さん 「健滋朗の滋は滋賀の滋」
Bリーグの滋賀レイクスが5月28日、前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)の就任を発表した。(びわ湖大津経済新聞) 【写真】自身のスタイルを「塩のようなリーダー」と表現する(C)B.LEAGUE 前田HCは1990(平成2)年10月18日生まれの33歳。アルバルク東京、オーストラリアNBLメルボルン・ユナイテッド、秋田ノーザンハピネッツでアシスタントコーチを務め、2021年の長崎ヴェルカB3参入時にアソシエイト・ヘッドコーチに就任。2022年からはHCを務め、B3参入から最短の2シーズンでB1昇格へ導いた。2023-24シーズンはB1最年少HCとして長崎ヴェルカを率い、27勝33敗西地区6位。 前田HCは「素晴らしい歴史と非常に勢いのあるクラブのHCを任せてもらえることに感謝している。HCとして、皆さんの日常がレイクスを通してより豊かになり、皆さんの誇りとなるクラブになるために、そして滋賀県がさらに盛り上がるように全力を尽くす」と意気込みを見せる。自身のリーダーシップのスタイルを「塩のようなリーダー。食材(選手)の良さを引き立たせ、味(方向性)を調え、汚れ(悪い流れ)を落とす」と表現する。 滋賀の原毅人社長は2026年開幕予定の新リーグBリーグ・プレミア参入を見据え、「単一シーズン完結ではなく、現B1での2シーズンと新リーグ開幕を含めた複数年契約を締結した」と発表した。「選手の個性やチームの状況から逆算したフレキシブルなチームづくりに期待している」と話す。 原社長がファンに「滋賀レイクスの新HCとして決意を固めてくれたことに感謝と期待を持ってレイクスファミリーに受け入れてもらいたい」とメッセージを送ると、ファンが「健滋朗の滋は滋賀の滋」と反応し、自身のXアカウント名に「滋」の字を入れるファンが急増。Xが新HCを歓迎する言葉であふれた。
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