べっぴんさん・芳根京子ら豆まき 大阪から元気に「福は内」
成田山大阪別院明王院で恒例の豆まき
べっぴんさんの芳根京子・百田夏菜子ら大阪で元気に「福は内」 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
交通安全祈願などで知られる大阪府寝屋川市の成田山大阪別院明王院で3日、恒例の節分祭が行われ、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」ヒロインの坂東すみれを演じる女優の芳根京子(19)らが「福は内」と元気いっぱいに豆をまき、参拝客らはそれを求め手をのばし歓声をあげていた。
「6代目おけいはん」らも元気に豆まき
今回の豆まきには芳根のほか、共演する女優の谷村美月(26)、百田夏菜子(22)、土村芳(26)らも登場。同院には開始1時間前から多くの参拝者が訪れており、その数は約2万人にのぼるという。 また、近くをはしる京阪電鉄のCMキャラクター「6代目おけいはん」の林真帆(19)や漫才の宮川大助(66)・花子(61)、ぼんちおさむ(64)らも登場。 同院では不動明王が祭られた境内には鬼がいないとされるため、ここでは「鬼は外」とは言わず、掛け声はすべて「福は内」となっており、どの参加者も参拝者のリクエストに答えるように、思い切り豆をまいていた。
恒例の豆まき、どうしてNHK朝ドラ女優が参加してるの?
ところで、同院では毎年恒例の豆まきだが、なぜ連続テレビ小説(朝ドラ)の女優らが毎年参加しているのだろうか。そこで、同院企画部の漆山照隆さんに聞くと「それは、やはり交通安全の大切さを訴えてもらいたいという思いがあるんですわ」という答えが返ってきた。 というのも、同院は日本で初めて「交通安全祈願」の専用祈祷殿がつくられたことでも知られ、現在では年間20万台の祈祷車と200万人を越す参拝者が訪れるほどだという。そこで「交通事故防止」「交通安全」を訴えるため「視聴率の高いNHKのドラマに出ている方が呼びかけてくれたら効果がある」と考え、毎年参加を依頼しているという。 ただ、最初から朝ドラ出演者が登場したわけではなかった。漆山さんによると、いちばん最初に参加したのは、1982年に同局で放送された水曜ドラマ「なにわの源蔵事件帳」に出演していた女優の三林京子と松原千明だったという。
かつては山口智子や若村麻由美、尾野真千子や杏も参加
83、84両年も同局ドラマの出演者が登場(取材時は手元に資料がなく不明)し、朝ドラの出演者が登場したのは、1985年の「心はいつもラムネ色」に出演していた俳優の美木良介と京唄子だった。 「始まって何年かのころは山口智子さんや若村麻由美さん、最近では尾野真千子さんや杏さんといった女優さんに参加頂きました」と懐かしむ漆山さん。「その時はデビュー間もない新人さんでも、将来はすごい女優さんになってんねんでと巷でうわさになってますわ」と笑顔で続けた。