朝採れモモ味わって 富山・八尾の農事組合「ふかだん」20日から販売
富山市八尾町深谷の農事組合法人「ふかだん」は20日から、同所の直売所でモモの販売を始める。17日は、従業員が果実に掛けてある袋を外し、熟し具合を確認した。8月中旬ごろまで、約1万5千個の収穫を見込む。 ふかだんはリンゴやシャクヤクなどを栽培しており、モモ栽培は2006年から取り組んでいる。現在は約1ヘクタールの畑で「あかつき」や「嶺鳳(れいほう)」、「黄金桃」など8品種を育て、朝採れたものを「甘熟(かんじゅく)モモ」として直売所で販売している。樹上でぎりぎりまで熟してから収穫するため、糖度が高い。 理事で総務部長の深井清作さん(73)は「生育は例年並み。新鮮なモモを味わってほしい」と話した。 直売所の営業は午前10時からで、売り切れ次第終了する。問い合わせは深井さん、電話090(3295)2098。