【都知事選で初の直接対決】小池氏「世界で一番に」蓮舫氏「更にその先を」石丸氏「政治屋一掃」田母神氏「ノウハウある」 神宮外苑再開発でも舌戦
石丸氏「国政の代理戦争やめて」 田母神氏「行政改善のノウハウある」
日本記者クラブ側からは、小池氏を支持する自民党についての質問も飛んだ。 蓮舫氏: 自民党さんが独自の候補者をこの都知事選に出さないということに私はすごい失望してるんです。堂々と戦いたかった。表なのか裏なのか、水面下なのか応援する方がおられるというのであれば私は今の自民党に負けたくない。 一方の小池氏は、都政を進めていく上で、政権与党との連携は必要と訴える。 小池氏: 規制の関係、税の関係、これはですね、やはり政権与党の方にしっかりと要望を入れていくということで、その連携はございます。 そんな中央政治の構図を都政に持ち込むな、とかみついたのは石丸氏だ。 石丸氏: 国政の代理戦争などと、ばかげたまねはぜひやめてもらいたい。 都民にとって自治体において迷惑千万な話。 また田母神氏はこう主張した。 田母神氏: 公約の善し悪しよりは、この人は実現能力あるのか、その実行能力も十分判断していただきたい。(私は)行政をどう改善していくかのノウハウはわきまえている。 会見に出席した4氏を含め、都知事選には、合わせて50人以上が立候補を表明している。
神宮外苑の再開発は都知事選の争点に?
“世界で一番の都市を目指す”とした小池氏に対し、蓮舫氏には会見でこんな質問もあった。 ーー東京は一番じゃないとダメなんですか? 蓮舫氏: 抽象的すぎて答えに窮するんですけど、(目指すのは)多様性のある都市です。 19日の共同会見では、個別の政策についても議論が交わされた。 蓮舫氏: 神宮外苑の再開発はいったん立ち止まる。そのことを私はこの都知事選の争点にしています。 神宮外苑の再開発について“争点化”を主張する蓮舫氏に対して、小池氏は次のように一刀両断した。 小池氏: あの今、これが争点になるとおっしゃいましたけれどもなりません。 なぜなら、今立ち止まってるからです。別に都がこの事業を担っているわけではない。 そして、少子化対策や子育て支援政策についても記者から質問が及んだ。 小池氏: (これまでの子育て支援政策は)間違いとは思いません。また、全国の出生率の低下は、東京都一つの自治体の低下よりも上回っております。 一方、蓮舫氏は、現在もいろいろな支援策があるとしながら、それが実を結んでいないと主張する。 蓮舫氏: いろんなメニューがあるけれども、実はどうして少子化が進んでるかというと、非婚化が進んでるからだと思うんです。だったら今から10年かけてでも、今の子どもたちが社会に巣立つときに不安と負担のない東京都をつくることが長い目で見た少子化対策だと私は思っています。 (「イット!」 6月19日放送より)
イット!