「中学校の裏のところに県和商のグラウンドがあったので」ソフトバンク小久保裕紀監督が西武西口文也新監督と談笑
◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク3―8西武(10日、宮崎サンマリン) ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が、西武の新監督に就任した西口文也監督(52)と10分間にわたって談笑した。ともに和歌山県出身で小久保監督が1学年先輩にあたる。 ■同郷、西武の新指揮官とガッチリ握手【写真】 試合前練習中、三塁側のベンチに腰かけ、2人で話し込んだ。9日に監督就任が発表された西口監督は「何も言うことはございません。和歌山の先輩にごあいさつしただけ。世間話をしただけです」と話した。小久保監督も「別に何の話も。彼も言っていた通り、世間話です。詳しい話はしていないです」と話した。 小久保監督と西口監督は現役時代から主軸とエース格として激しい戦いを繰り広げてきた。小久保監督は「特に近いというか僕の中学校の裏のところに(西口監督の母校)県和商(県立和歌山商高)のグラウンドがあったので。本当に近い、年齢も近いし、一番対戦したピッチャーですしね」と話した。当時を振り返り「(自分が)1個上やったしね。その下で県和商でいいピッチャーおるとなって、立正大学に入ったぐらいでは知っていましたけど。一番最初(の対戦)は大学生やと思うんですよね。立正大学で、新人戦かなんかあって、ホームランを打ったの覚えているんですけど。彼はプロに入ってからじゃないですか。あの細さであそこまでのピッチャーになったんでね」と語った。 この試合で2軍監督を務めていた西口監督は指揮を執らず、11日の就任会見に備え、帰京した。来季は和歌山出身の監督同士が1軍の舞台でぶつかる。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社