八木勇征単独初主演映画『矢野くんの普通の日々』11月公開 Travis Japan 中村海人ら共演
八木勇征(FANTASTICS)が単独初主演を務める映画『矢野くんの普通の日々』が11月15日に全国公開されることが決定し、あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。 【写真】八木勇征と矢野くんのキャラクター画 本作は、超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く田村結衣による同名コミック(『コミックDAYS』連載)を実写映画化するラブストーリー。『午前0時に、キスしに来てよ』『なのに、千輝くんが甘すぎる。』などの新城毅彦が監督を務める。 心配性なクラス委員長・吉田さんは、毎日、なぜかケガまみれで登校してくる矢野くんのことが気になって仕方がない。吉田さんは、ある日、親友たちとその理由を調査してみると、なんと、彼が超がつく不運男子であることが判明。しかも、矢野くんは“超不運体質” のせいで“普通の高校生活”が送れずにいた。そのことを知った吉田さんは彼の全力サポートを決意する。矢野くんと過ごす日々の中で、ピュアでまっすぐな言葉にますます惹かれていく吉田さんだったが、なかなか距離が縮まらない。そんな中、吉田さんは学校一のモテ男子から告白され……。一方、矢野くんにも吉田さんの優しさに触れ、生まれてはじめて“恋”の感情が芽生えはじめる。 映画単独初主演を務めるのは、FANTASTICSのボーカルとして活躍する一方、ドラマ『美しい彼』(MBS/2021年)で演じたカリスマ高校生役で日本のみならず、アジアでもブレイクを果たした八木。本作では、なぜか毎日ケガまみれになってしまう超不運体質の高校生・矢野剛を演じる。 出演について八木は、「単独での主演作品は『矢野くんの普通の日々』が初めてで、僕自身も期待と同時に初めて座長を務めることへのプレッシャーもありましたが、新城監督をはじめスタッフの皆さんが明るく、共演者の皆さんもフレッシュで、良い刺激をもらい明るく笑いの絶えない最高な現場でした」と、初座長としてプレッシャーもある中、楽しんで撮影に臨めた様子。また、作品ついては、「コメディでありながらハラハラするスリルもあり、色んな角度から楽しめて、ピュアな気持ちを思い出せる作品になっています」と魅力を語っている。 ケガまみれの姿を見てから、矢野くんをほっとけなくなる超心配性なクラス委員長・吉田清子を演じるのは、本作が実写映画初出演となる池端杏慈。初映画実写にして初のヒロインという大役を担った池端は、「清子役を演じることができてすごく幸せでした。『杏慈さんに決定です!』と言われた時は、「え!」と思って、本当に信じられなかったです」と、出演が決まったときの気持ちを明かす。撮影については、「原作を読んだ時、清子って何事にも全力でまじめで一生懸命な部分というのがすごく魅力的な女の子なんだなと感じました。心配性な部分は似ているところでもあって、自分と清子と照らし合わせながら役作りをしていきました」と、自分に重ねながら撮影に臨んだ。 そんな吉田に想いを寄せるスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大を演じるのは、Travis Japanのメンバーであり、本作で映画デビューを果たす中村海人。演じた羽柴について中村は、「普段の僕とは違うタイプのキャラクターでしたが撮影期間を通して、新城監督、共演者やスタッフさんに助けられながら自分の中で自分なりの羽柴像が徐々に出来上がっていきました」と、撮影を通してキャラクターを作り上げていったと語り、「1か月半の中に青春があったのかなというぐらい濃い撮影現場でしたね。(笑)『矢野くんの普通の日々』で青春追体験をさせて頂きましたし、本当に楽しかったです!」と、撮影時のことを振り返った。 あわせて公開された特報映像では、ケガまみれな超不運高校生・矢野くん(八木勇征)の姿をはじめ、矢野くんのことが気になって仕方ない超心配性女子の吉田さん(池端杏慈)や、学校一のモテ男子羽柴くん(中村海人)の姿が捉えられている。 ティザービジュアルには中央に学校机によりかかる矢野くんの姿が描かれており、その周りには、矢野くんへ想いを寄せる池端演じる清子、そしてモテ男子中村演じる羽柴の姿が。ところどころに矢野くんの身に起きる日常の不運な姿がコラージュされたデザインとなっている。 また実写映画化決定にあたり、原作者の田村からもコメントが到着。映画化に際しては「実写映画化が決まった瞬間はとにかく驚きでいっぱいでした!」と、非常に驚いたことを明かした。実際に撮影現場も訪れ、「撮影現場にお邪魔すると矢野くんが、清子が、羽柴が、みんなが本当に存在している…!!とても和気あいあいとした現場で、まさに『矢野くんの普通の日々』の世界に入り込んだような感覚でした。関わってくださるすべての方々に感謝してもしきれません」と喜びのコメントを寄せた。 なお、『矢野くんの普通の日々』はアニメ化企画も進行中だ。 コメント 八木勇征(矢野剛役) 単独での主演作品は『矢野くんの普通の日々』が初めてで、僕自身も期待と同時に初めて座長を務めることへのプレッシャーもありましたが、新城監督をはじめスタッフの皆さんが明るく、共演者の皆さんもフレッシュで、良い刺激をもらい明るく笑いの絶えない最高な現場でした。 僕が演じる矢野くんは、不器用だけど、本当にピュアで真っすぐな青年です。そのピュアな想いや素敵な仲間たちとの日常を皆さんにしっかりお伝えできるように演じました。また、不運体質で日常で色んなアクシデントに見舞われるのですが、たくさんのケガをします!(笑) コメディでありながらハラハラするスリルもあったり、キュンとしたり、色んな角度から楽しめてピュアな気持ちを思い出せる作品になっていますので、映画館に足を運んでいただけると嬉しいです。 池端杏慈(吉田清子役) 清子役を演じることができてすごく幸せでした。「杏慈さんに決定です!」と言われた時は、「え!」と思って、本当に信じられなかったです。 原作を読んだ時、清子って何事にも全力でまじめで一生懸命な部分というのがすごく魅力的な女の子なんだなと感じました。 心配性な部分は似ているところでもあって、自分と清子と照らし合わせながら役作りをしていきました。 1か月半という撮影期間が自分には1秒に感じるくらい、あっという間でした。矢野くん役の八木さんは本当の矢野くんみたいにピュアで、羽柴くん役の中村さんはみんなのムード―メーカーでした(笑)私自身、初めての映画でしたが皆さんに支えられながら全力で駆け抜けました。 最高の作品になる予感しかしないです! 中村海人(羽柴雄大役) 羽柴はなんでもできて、とことんいい奴で勉強やスポーツ、誰にでも優しく友達の恋を応援したりとか。普段の僕とは違うタイプのキャラクターでしたが撮影期間を通して、新城監督、共演者やスタッフさんに助けられながら自分の中で自分なりの羽柴像が徐々に出来上がっていきました。撮影現場では、新城監督が想いを伝えてくださり、私もそれを聞いて役に対して真摯に向き合うことができたと思います。原作が好きな方も愛していただける羽柴になっていたらすごく嬉しいです! 1か月半の中に青春があったのかなというぐらい濃い撮影現場でしたね。(笑)『矢野くんの普通の日々』で青春追体験をさせて頂きましたし、本当に楽しかったです! 映像作品は3作目になりますけれども、演技の楽しさなどを感じて、私を成長させてくれた大事な作品になりました。映画の完成がすごく楽しみです! 田村結衣(原作者) 実写映画化が決まった瞬間はとにかく驚きでいっぱいでした! そして撮影現場にお邪魔すると矢野くんが、清子が、羽柴が、みんなが本当に存在している…!! とても和気あいあいとした現場で、まさに『矢野くんの普通の日々』の世界に入り込んだような感覚でした。関わってくださるすべての方々に感謝してもしきれません。 映画ならではのストーリー、ケガのアクションシーンなど、映像で拝見できる日をとても楽しみにしています。
リアルサウンド編集部