大谷翔平は“まさに物語のような結末を迎えた”「今年を象徴するアスリート5人」に米紙が選出
米全国紙USAトゥデー(電子版)は27日(日本時間28日)に今年を象徴するアスリート5人を発表し、MLBで史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平投手(30)も選出された。 同紙は10年7億ドル(約1015億円=合意当時)の超大型契約を結んだドジャースでの1年目に自身にとって悲願である初のポストシーズン進出を果たし、第5戦でヤンキースを破り、ワールドシリーズを制したことを「まさに物語のような結末を迎えたと言っても過言ではない」と振り返った。 また「49、50、51本目の本塁打を放ち、50―50クラブ最初のメンバーになった」9月19日の敵地でのマーリンズ戦を印象に残る試合として挙げた。 そしてオフに「さらに締めくくりとして3度目のMVPを受賞」し、「大谷の目まぐるしい1年は、わたしたちに畏敬の念を起こさせたかもしれないが、彼の愛犬ディコイはそれほど感銘を受けていないようだ」と結んだ。 他の4人は米女子バスケットボール界のスーパースターで、アイオワ大では男子を含めてNCAAの歴代最多得点を記録。WNBA1年目に堂々の新人王に輝いたケイトリン・クラーク、パリ五輪で金メダル3個を獲得した女子体操のシモーン・バイルズが名を連ねた。男子ゴルフでマスターズを制し、パリ五輪で金メダルに輝いたスコッティ・シェフラー、イタリア出身の男子プロテニス選手で全豪と全米を制したヤニック・シナーが選出された。 次点にワールドシリーズ第1戦で史上初の逆転サヨナラ満塁弾を放ち、MVPに輝いたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が入った。
東スポWEB