松本圭佑が6月25日に後楽園ホールで3度目の防衛戦 前座で坂井優太、田中空、田中将吾、大橋蓮がプロデビュー
大橋ボクシングジム(横浜市)は27日、主催興行「フェニックスバトル117」を6月25日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。メインイベントは日本フェザー級タイトルマッチで、3度目の防衛を目指す王者の松本圭佑(24)=大橋=が、同級9位の藤田裕史(34)=井岡=の挑戦を受ける。 元東洋太平洋、日本同級王者で、大橋ジムの松本好二チーフトレーナー(54)を父に持つ〝ミライ・モンスター〟は今年2月に同級1位だった前田稔輝(グリーンツダ)に3-0の10回判定勝ち。2度目の防衛に成功して以来の試合となる。プロ戦績は松本が10戦10勝(7KO)、藤田が25戦12勝(3KO)9敗4分け。 セミファイナルはWBOアジア・パシフィック(AP)スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦で、日本同級王者でWBOAP1位の帝尊康輝(31)=一力=が、初防衛を目指す王者のユン・ドクノ(28)=韓国=に挑戦する。プロ戦績は帝尊が24戦16勝(13KO)5敗3分け、ユン・ドクノが9戦8勝(6KO)1敗。 また、同興行では大橋ジム期待の大物ルーキー4人が6回戦でプロデビューする。2022年世界ユース選手権バンタム級優勝を含むアマチュア7冠の坂井優太(18)は、韓国スーパーバンタム級3位のキム・ジヨン(26)=韓国=と対戦。アマチュア5冠の田中空(22)は韓国ウエルター級8位のキム・ドンヨン(29)=韓国=と拳を交える。アマチュア6冠の田中将吾(22)は、23年東日本フライ級新人王の高熊龍之介(25)=松本ACE=と対決。アマチュア2冠の大橋蓮(22)の対戦相手は未定となっている。 プロ戦績はキム・ジヨンが5戦3勝(1KO)1敗1分け、キム・ドンヨンが8戦3勝(3KO)4敗1分け、高熊が10戦8勝(3KO)2敗。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で無料生配信される。 アマチュア戦績は坂井が48戦47勝1敗、空が66戦58勝(39KO・RSC)8敗、将吾が65戦60勝(21KO・RSC)5敗、大橋が62戦45勝(17KO・RSC)17敗。