「詐欺グループの指示で…」逮捕の男は「出し子」か“ネットからバイトに応募”ATMで20万円ずつ11回にわたって合計220万円引き出す 札幌市
札幌・西警察署は2024年11月26日、窃盗の疑いで岩見沢市の無職・小林大輔容疑者(42)を逮捕したと発表しました。 小林容疑者は何者かと共謀の上、2024年11月19日、岩見沢市内のコンビニエンスストアのATMから、不正な方法で入手した他人名義のキャッシュカードを使用し、現金220万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、小林容疑者は3枚のキャッシュカードを使い、同じ店のATMから20万円ずつ、11回にわたって合計220万円を引き出したということです。 また、小林容疑者は特殊詐欺で現金の引き出し役である「出し子」とみられ、インターネットからアルバイトに応募したということです。 調べに対し小林容疑者は「詐欺グループの指示でやったことに間違いありません」と容疑を認めています。 この事件は警察が特殊詐欺事件として捜査していて、11月19日に札幌市西区に住む80代の女性が自宅を訪れた「金融庁職員を名のる男」にキャッシュカードを6枚を手渡し、札幌市内のコンビニエンスストアなどで使用され、約540万円が引き出されています。 警察は、他の共犯者や女性のキャッシュカードで引き出された残りの現金についても捜査しています。