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　2024年4月24日～7月31日、東海旅客鉄道とカプコンのコラボプロジェクト“CAPCOM TRIP TOKAI”現地企画第3弾となる“豊橋へ一狩りいこうぜ！”が開催される。前日の4月23日に、オープニングセレモニー＆プレスツアーへ参加してきた模様をお届けしよう。 【記事の画像(30枚)を見る】 　本プロジェクトは2024年2月よりスタートしている。第1弾では東海道新幹線限定のカプコン歴代ゲーム・キャラクタークイズや、名古屋のJRセントラルタワーズおよびJRゲートタワーでカプコンゲームの開発資料や立体造形物の展示などが行われた。 　3月からは第2弾では愛知県蒲郡市にある複合リゾート施設 ラグーナテンボスにて、『ストリートファイター6』の大型コラボイベント“ストリートファイター6 ～俺より強いやつに会いに行く！～ in ラグーナテンボス”が開催中。 『モンハン』が豊橋をジャック！ 　第3弾のテーマは『モンスターハンター』シリーズ。豊橋が『モンハン』一色となる。 【関連記事】 カプコン×JR東海の大型観光プロジェクト“CAPCOM TRIP TOKAI”が2月1日開始 ラグーナテンボス『スト6』コラボイベントリポート 『モンハン』×豊橋の“CAPCOM TRIP TOKAI”第3弾が4月24日開始 道中の東海道新幹線ではクイズを楽しむ 筆者は鉄道マニアではないが、久しぶりの出張取材ということで非常にワクワクしている。 　いざ新幹線で豊橋へ……と、せっかく新幹線に乗ったのだから、東海道新幹線車内限定コンテンツ“カプ旅クイズ100”に挑戦しなければ。 カプ旅クイズ100 　これは、無料で登録できる専用アプリで遊ぶ、東海道新幹線に乗っているときだけ参加可能な遊びだ。新幹線に乗っているかどうかはスマートフォンの位置情報によって判断されるため、クルマなどでズルはできない模様。 　ともあれ、長い移動時間を楽しく過ごせるので、出張などで東海道新幹線をよく使う人にはうれしいイベントだ。主催者によると、新幹線を単なる移動手段だけでなく、エンタメ空間として楽しめることが狙いなのだそうだ。なお、カプ旅クイズが楽しめるのは2024年6月30日まで。けっこう短い。みんな急いで行こう、豊橋へ。 豊橋へ到着。駅の中も『モンハン』尽くし！ 　豊橋駅へ降り立つと、“豊橋へ一狩りいこうぜ！”のメッセージとともに、『モンスターハンター』シリーズ20周年記念パネルがお出迎え。駅構内の土産屋に『モンスターハンターライズ』ヒノエとミノトの看板が出ていたり、通路には吊り広告が整然と並んでいたりと、まさに『モンハン』尽くしだ。 スマホを使うのでお手軽！ デジタルスタンプラリー“トヨハシクエスト”に挑戦 　駅構内を歩いていると、『モンハン』のゲーム内にあるようなクエストボードを発見。それには“トヨハシクエスト”と書かれている。これらはいわゆるスタンプラリーなのだが、こちらは前述の“カプ旅クイズ100”と同じくスマートフォンを使用する。嵩張るスタンプ用紙を持ち歩かなくていいので、非常にお手軽だ。 目的地や達成条件など、『モンハン』のクエストらしさが全開。 　クエストクリアの方法は、該当の場所へ赴いて二次元バーコードを読み込むこと。クエストによってはその後出題されるクイズに正解したり、特定の操作を行う必要があるようだ。 アイルーの押しボタンがかわいい！ ラッピング電車が豊橋を走る 　豊橋市内を走る路面電車も『モンハン』仕様に。注目すべきは車内で、なんと押しボタンがアイルーを象徴する肉球のマークになっている。これは思わず押したくなるニャ。 商店街にもビルの壁にも……どこを向いても『モンハン』！ 　駅前の商店街には、そこかしこに『モンハン』の吊り広告やのぼりが見られた。ひとつひとつに描かれているモンスターやハンターの武器種が異なるあたりが凝っている。お気に入りのモンスターや武器種を見つけたら、ちょっとうれしくなるかも？　なお、筆者は全14武器種すべて使う派なので、のぼりを見るたびにテンションが上がった。 　また、ビルの壁に巨大なリオレウスが描かれているのも発見。GW中はこのリオレウスをバックに記念撮影する人も多そうだ。 コラボフードに舌鼓。取材であることを忘れて豊橋名物を喰らう 　街中を歩き回ってお腹が空いてきた筆者は、“CAPCOM TRIP TOKAI”コラボフードの試食会場へ到着した。片っ端から平らげたのだが、どれも美味しい。『モンハンライズ』をモチーフにした“カムラの里 うさ団子”はモチモチした食感がくせになり、3色それぞれ異なる味を楽しめた。『モンハンライズ』発売前に配られた団子を思い出したが、今回試食したものは食べやすいひと口サイズだったので別モノかも？ 【関連記事】 『モンハンライズ』“カムラのうさ団子”食リポ。ゲームの団子を完全再現。うまい！ かわいい！ うまい！ 　豊橋を代表する名物“あん巻き”はどら焼きのようなしっとりした生地で餡を包んだもの。生地にはアイルーがプリントされており、ほっこりしながら味わえた。 いよいよ除幕式。辻本良三氏やアイルー、さらに後藤真希さんも登壇 　序幕式には、主催者である榊原篤氏（東海旅客鉄道）、豊橋市長の浅井由崇氏が順に登壇し、来場メディアに挨拶した。続いてカプコンの『モンスターハンター』シリーズプロデューサーである辻本良三氏が登場し、「『モンハン』を通じて、豊橋市のますますの発展に少しでも協力したい」とコメント。続けて「多くのハンターの皆さんに豊橋に来ていただき、その魅力を感じてほしい」と述べた。 　来場メディアへ向けての“トヨハシクエスト”の説明では、VTRで“浅井市長に会いに行く”というクエストを受けたアイルーが登場し、見事クエストクリアするという演出に。クエストを終えたアイルーはプラカードで「楽しかったニャ」と意思表示し、会場を盛り上げていた。 　さらに、ゲストとして『モンハン』好きとして知られるタレントの後藤真希さんが登場。『モンスターハンター3（トライ）』で初めて『モンハン』に触れて以来、ずっとハマっていることを明かした。「2025年発売予定の最新作『モンスターハンターワイルズ』に備えて、いまでもシリーズ作品を遊んで予習している」という発言から、『モンハン』が相当好きであることが伝わってきた。 　除幕式の締めくくりには、大きなアイルー像がお披露目。このアイルーは現在、豊橋駅の構内で見ることができる。 　『モンハン』好きな方は、ゴールデンウィークを機会に豊橋へ“一狩り”いってみてはいかがだろうか。 [2024年4月25日0時0分修正] 路面電車の表記に誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。