地元のスーパーに「はだか祭」特設コーナーが!一番売れるのは“なおい布” 天下の奇祭本番迫る 今年はさらし巻いた女性参加者も 愛知・稲沢市 国府宮
■はだか祭の「さらし」にも価格高騰の波が… そこで「さらし」を取り巻く現状を名古屋の老舗製造会社に聞きました。 (平野晒工場 平野陽平さん) 「さらし業界は正直悪くて。コロナ禍前と比べて30%~40%は(原材料の価格が)上がっている」 合わせて燃料費の高騰なども重くのしかかり、1927年創業の、この老舗でも「卸業者との製品の価格交渉では厳しさが増している」とのこと。 (平野晒工場 平野陽平さん) 「(さらし製品の)価格転嫁は、あまりできていない。2割くらいしか上げていない。もう厳しい」 しかし、業界が少しでも活気づいてほしいと「国府宮はだか祭」には特別に期待を寄せています。 (平野晒工場 平野陽平さん) 「(祭の参加者が)一人でも2人でも増えてくれると、それだけ(さらしの)消費量も上がるし、(祭を)続けていってもらえると地元としても盛り上がるし、いいと思う」 ことしの祭りは、さらしを巻いた初めての女性参加者たちもいます。 地元のみなさんにとって特別な瞬間が迫ってきました。
CBCテレビ
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