被災地の水族館から福井県に避難中のイルカ 17日から展示
能登半島地震で被災し臨時休館している七尾市・のとじま水族館のカマイルカが、受け入れ先の福井県の水族館で元気な姿を見せています。 【写真を見る】被災地の水族館から福井県に避難中のイルカ 17日から展示 のとじま水族館では、地震発生後飼育環境が悪化し、ジンベイザメ2頭が相次いで死ぬなど、影響が出ています。のとじま水族館にいる生き物のうち、福井県坂井市の越前松島水族館には、カマイルカ2頭、ゴマフアザラシ1頭、それにウミガメ8頭を避難させています。 越前松島水族館 展示課海獣係 加藤篤主任 「客もイルカが元気というのも分かってもらって元気になってもらう。のとじま水族館でイルカが展示できるようになったら、しっかり元気な状態で返せるよう、日々飼育をしていきたい」 カマイルカの展示は17日からで、オスのゴウとニッシーの2頭が元気に過ごしています。ゴマフアザラシとウミガメも健康に過ごしていますが、今のところ展示公開する予定はないということです。
北陸放送