立ち上る炎と煙 熊本市内で火災が相次ぐ 南区・中央区
テレビ熊本
熊本市内で火災が相次ぎました。南区では、住宅1棟を全焼、中央区でも店舗兼住宅1棟が全焼しました。いずれもけが人はいないということです。 住宅に立ち込める真っ赤な炎。 こちらは視聴者が撮影した映像です。 黒煙はアッという間に辺りを覆います。 その後、屋根から炎が噴き出すように燃え上がりました。 12日午後1時半ごろ、熊本市南区田井島で「建物から煙が出ている」と消防に通報がありました。 火は、インドネシア国籍の外国人技能実習生6人が住む木造平屋建ての宿舎1棟約60平方メートルを全焼し、約1時間後に消し止められました。 警察などによりますと、6人は火災発生の30分ほど前までこの宿舎で食事をしていたということですが、出火当時、この宿舎は無人でけが人はいないということです。 【近所の人】 「歩いて2~3分の美容室にいたが、外が煙だらけになったので出てきたら火事が起きていた。すごい熱かった。真っ赤に燃え盛っていた」 【近所の人】 「電信柱の高さまで煙が上っていた」 【前田 美沙希 記者】 「消火活動が続けられていますが、煙の勢いは収まらず、辺り一面が煙に包まれています。時より爆発音のような音も聞こえます」 また、きょう午前10時ごろ、熊本市中央区国府本町(こくぶほんまち)で「建物から煙が出ている」と消防に複数の通報がありました。 火は、無職 福山 満恵さんが住む木造2階建ての店舗兼住宅約150平方メートルを全焼し、約2時間後に消し止められました。 1階部分に福山さんと長男、2階部分に次男夫婦が暮らしていますが、次男は外出中で、他の3人は自力で避難したということです。 1階部分に入っている飲食店は営業前だったということで、けが人はいないということです。 【目撃した人】 「先ほど爆発して赤い炎が2階から噴き出した」 「煙は最初、大きな規模ではなかったが、だんだん燃え上がっていって…風もあってたちまち大きくなっていった」 警察と消防が火事の原因を調べています。
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