引っ越しを機に「持たない」と決めた3つのもの。トイレブラシも捨てた
2年半前に都市部から自身の地元にUターン移住して、平屋の家を建てたESSEオンラインライター。あえて新居からは「米びつ」「トイレブラシ」「炭酸水のペットボトル」をなくしたところ、すっきりと快適に暮らせるようになりました。その理由や、代わりに活用しているものについて語ります。
1:米びつはもたずに冷蔵庫で保管
意外と収納の場所を取る「米びつ」。移住前、都市部の賃貸で夫と2人暮らしを始めた際、狭いキッチン内でそのスペースを確保することにあまり気が進みませんでした。そんなときに、テレビで「お米の保存には冷蔵庫が最適」という情報を偶然発見。そこで100均などでも売られている密閉できる保存袋に2合のもの・3合のものと測りながら分けて野菜室に保管することにしました。 保存袋に分ける手間がかかったり野菜室で少しスペースを取ってしまうものの、キッチン内で米びつのスペースを確保することなく、さらに虫の心配もしなくてよかったので私にはぴったりでした。 平屋の家を建てて新しく住み始める際も家族が増えたこともあって、米びつの購入を検討。しかし、ものをあまり増やしたくないこともあり、ほかに方法がないかを模索。そこで、3kg分のお米が入って冷蔵庫に保管する「お米保存袋」を知り(いちばん上写真)を知り、購入しました。 3合ずつなど分ける手間がなくなり、お米を購入したあとは3kgの保存袋3つにザーッと分けて入れるだけでOK。空気が抜けて密閉できるし、空っぽになれば袋なので折りたたんで収納できるところも気に入っています。
2:トイレ掃除のブラシはつけ替えスポンジの柄を利用
賃貸時、トイレの掃除ブラシを置いておくことに少し抵抗があったことから、新築の家に住み始める際にやめました。代わりに使用し始めたのは、細くて長いものを洗うのに便利な柄つきスポンジの柄部分。それに流せるトイレブラシを挟んで掃除しています。 柄は使い終わったらきれいに洗って洗面台に収納。トイレに置いておかなくてもいいし、使用後はきれいに洗うので清潔を保てるという点もいいです。また、トイレから掃除ブラシをなくしたことで、見た目もすっきりしました。
3:炭酸水メーカーにしてゴミ箱を1つ削減
私も夫も炭酸水をそのまま飲んだりお酒を飲む際に使うため、以前は500mlのペットボトル炭酸水をよく購入していました。ただ、ペットボトルのゴミは潰しても意外とかさばるため、ゴミの日までキッチン内でスペースを取られるのがなんとなくいやな気持ちに…。そんなこともあり、新築時には炭酸水メーカーを購入することにしました。 「こんなにもペットボトルのゴミが発生しないのか」とその減りように驚き。おかげでペットボトル用のゴミ箱もいらないと感じ、処分し、キッチンのゴミ箱スペースもすっきりしました。 もちたくない・なんとなく嫌と感じるもの、もたない選択をしてみると暮らしも心もすっきりするかもしれませんね。
満島みち