パーソナリティの吉田麻也

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう！」（毎週土曜9：30～9：55）。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう！”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です！ 4月6日（土）の放送では、1人暮らしを始める新大学生にアドバイスを送りました。

＜リスナーからのメッセージ＞ 「私は4月から大学生になり、1人暮らしを始めます。いろいろ不安なことがありますが、人生経験豊富な麻也さんから“1人暮らしのアドバイス”をいただけるとうれしいです」 吉田：僕は12歳で（地元・長崎県から）愛知県に引っ越してから、中学の3年間は兄と2人で暮らしました。そして、高校に入ると同時に名古屋グランパス（当時は名古屋グランパスエイト）の寮に入って、高校3年、プロ3年、合計6年間をその寮で過ごさせてもらいました。だから、厳密に1人暮らしを始めたのは、その後のオランダ（VVVフェンロー）に移籍してからなので、わりとハードモードからスタートしました（笑）。 オランダと日本では勝手が違うので比較しづらいんですけれども……大学生ならば、もちろん勉強もしないといけませんが、自由な時間も増えると思います。しかし、この“自由な時間”というのは「何をしてもいい時間」では決してない、ということを日本の大学生は理解しておかないといけない。この時間をどう活用するかで（大学を卒業する）4年後に大きく差が開くと思います。 僕は日本プロサッカー選手会・会長としてJリーグの新人研修などでビデオメッセージなどを送らせてもらうことがありますが、そこで新人選手に伝えていることがあります。 チームの練習時間って正味2～3時間なんですよ。そこから、残りの（自由な）時間をどう使うかによって、2～3年後のキャリアが大きく分かれる、これは間違いないんですよね。プロサッカー選手は時間があり、最初からわりといい給料をいただけるので、それをどう活用していくかがすごく大事です。そこで僕がいつも言っているのは“自己投資”。つまり（自由な時間を）体のトリートメントやトレーニング、語学の勉強などに使うべきだと思います。 そして、これは大学生も一緒のことで、これから楽しいことがたくさん待っていると思いますが、“自分が将来どうなりたいのか”を意識しながら、自由な時間をいかに活用していくかが大事になってくると僕は思います。 （TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう！」4月6日（土）放送より）