12月の金融経済概況 27カ月連続の判断据え置き
日本銀行前橋支店は12月の金融経済概況を発表し、「県内景気は資源高の影響を受けつつも持ち直している」と27カ月連続で総括判断を据え置きました。 日本銀行前橋支店が発表した12月の金融経済概況では、「資源高などの影響を受けつつも持ち直している」と27カ月連続で総括判断を据え置きました。 実体経済の動向を示す6つの項目も全て判断を据え置きました。 このうち「個人消費」は「緩やかに増加している」と27カ月連続で判断を据え置きました。 依然として消費者の節約志向が見られるもののクリスマスケーキやおせち料理の予約などは好調で底堅い動きを示しているということです。 また、「雇用・所得」は、10月の最低賃金の引き上げなどを背景に求人の鈍りが引き続きみられることから、「改善の動きに足踏みがみられる」と15カ月連続で判断を据え置きました。