【海外新車】低シート高のテネレ700エクスプローラー登場! サスストロークを20mm短縮【ミラノショー2023】
ヤマハが欧州でテネレ700エクスプローラーを発表した。10月にロングサスストロークのテネレ700エクストリームを発表したばかりだが、今回はローシート仕様だ。 【画像ギャラリー】テネレ700エクスプローラーのスタイルやイメージ写真 (28枚)
シート高は875→860mmに15mmダウン
アドベンチャーツアラーの中でもオフロード志向の強いテネレ700に、「Ténéré 700 Explore(テネレ700エクスプローラー)」が追加された。これまで、ラリーやビッグタンク仕様など硬派なモデルを追加してきたテネレ700では珍しく敷居を下げたモデルになる。 方向性は、「シート高が860mmに低くなり、誰でも簡単に“Next Horizon”を発見できる」ようにしたもの。フロントのサスストロークを210→190mmに、リアのアクスルトラベルを200→180mmに短縮することでシート高を15mm下げてエントリーしやすくした仕様だ。 パニアケースステーを標準装備しており、前後ともサスペンションのスプリングレートを高めてフル積載時のハンドリングが安定するように対応。さらにスクリーンの面積も50%拡大しており、オンロードのロングツーリングに適した新バリエーションになる。 日本国内ではローダウンリンクでマイナス18mm、ローシートでマイナス20mm、計38mmシート高を下げるテネレ700ローが用意されるが、テネレ700エクスプローラーはサス本体で低シートを実現。欧州では6車種目のバリエーションになるが、日本での発売は可能性が低いだろう。
テネレ700エクスプローラー欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2350【2370】×905×1500【1455】mm ・ホイールベース:1590【1595】mm ・シート高:860【875】mm ・車重:211【205】kg ・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 689cc ・最高出力:73.4PS/9000rpm ・最大トルク:6.93kg-m/6500rpm ・燃料タンク容量:16L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=90/90-21、R=150/70R18 ※【 】は欧州STD
Webikeプラス