81歳熟練の技! 訪日客に地域伝統の菓子をPR
相模原市で酒まんじゅう店「さがみ野夢工房ふっくら」を営み、JA相模原市の組合員でもある安藤弘子さん(81)は、観光庁の外国人観光客向けモニターツアーに協力し、在日台湾人ら12人の訪問を受け入れた。20年以上続けるまんじゅう作りの腕を披露。地域伝統の菓子をPRした。 安藤さんはツアー客を工房内に招き入れ、生地をこねて餡(あん)を包む作り方を実演。「相模原は昔、小麦が取れたから、まんじゅうを作る文化が残っている」と説明しながら出来立ての酒まんじゅうを振る舞った。 参加者は「1日に何個作るのか」「おいしく作るこつは」などと尋ねながら安藤さんの手さばきを熱心に見入り、写真に収めていた。 安藤さんは「工房に来てくれた人の口コミやインターネット発信を通じ、国内外の人に相模原の魅力が伝わればうれしい」と話した。
日本農業新聞