三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザ発生 香川で今季初 半径3km以内のニワトリと卵の移動禁止、半径10km以内で区域外への搬出制限
KSB瀬戸内海放送
香川県で今シーズン初となる高病原性鳥インフルエンザの発生が三豊市の養鶏場で確認されました。香川県がニワトリの殺処分を行っています。 【写真】約7万羽を殺処分へ(香川県提供)
7日朝、三豊市の養鶏場から西部家畜保健衛生所西讃支所に「通常の10倍を超えるニワトリが死んでいる」と通報がありました。夜にH5亜型の遺伝子が検出され、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。 香川県では今シーズン初めてです。 香川県は三豊市の養鶏場と観音寺市の関連養鶏場のニワトリ合わせて約7万羽の殺処分を行っています。 8日午後2時までに約1万2000羽の殺処分が終わりました。9日から埋却作業を行い、12日ごろに完了予定です。 また三豊市の養鶏場から半径3km以内にある11の養鶏場に対してニワトリや卵などの移動を禁止。 半径3kmから10km以内にある90の養鶏場には区域外への搬出を制限しています。 環境省も半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定しました。
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