【シンガポール】陸運大手子会社、タクシー屋根に電子広告
シンガポールの陸運大手コンフォートデルグロの屋外広告子会社ムーブメディアは、タクシー車両の屋根部分にデジタルサイネージ(電子看板)を設置して広告を掲出する新たなサービスを試験運用する。この手の広告を展開するのは同国で初めてとなる。 新サービス「ダイナミックキャブ広告」の試験期間は6カ月。まずタクシー50台に導入することで、陸上交通庁(LTA)の承認を得た。車両の位置や時間帯、天候によって異なる広告コンテンツを表示、配信する。 ムーブメディアによると、同広告の運用でタクシー50台ごとに年間約200人日(1人日=1人が1日働いた作業量)の工数と、3,300平方メートルの印刷物の削減が見込まれている。 同様のタクシー広告が展開されるのは、米ニューヨーク、香港、英国、インドに続いて5カ国・地域目となる。