【サンスポ賞フローラS】トロピカルティーが磨かれた切れ味で樫切符つかむ
トロピカルティーが樫の切符をゲットする。 東京芝9ハロンの新馬戦は中団で脚をため、直線は最速の上がり3ハロン33秒9で大外から末脚一閃。3着ヤマニンアドホックもすでに1勝クラスを勝っており、メンバーのレベルも低くはなかった。 重心の低いフォームなので、開幕週でパンパンの良馬場はベスト。道悪は得意ではないが、不良馬場の前走・若竹賞も能力だけで3着に食い込んでいる。上位2頭が次走のスプリングSで2、3着に好走したことを考えれば、本馬も重賞で十分に太刀打ちできる。 間隔を空け十分に乗り込み、パワーアップも顕著だ。前走時の最終追いはWコースで一杯に追われラスト1ハロン11秒6だったが、今回は直線仕掛けられただけで11秒3と切れ味に磨きがかかってきた。林調教師も「心身とも回復してフレッシュな状態」と好感触を得ている。東京の長い直線でフルに末脚を生かし、オークスへとつなげる。 〝究極の3連単〟はトロピカルを1着に固定。相手6頭の計30点で勝負だ!(夕刊フジ)