ぎりぎりのところでレシーブを見せる山口茜選手（写真：アフロ）

◇ダイハツジャパンオープン女子シングルス1回戦（25日、代々木第一体育館） バドミントン日本代表の山口茜選手（再春館製薬所）が国際大会のジャパンオープン1回戦に登場。インドの選手と対戦し、2-0（21-17、21ー17）とストレートで勝利しました。 【画像】バドミントン・パリ五輪代表選考を図解 現在、山口選手は世界ランキング1位。さらに、この大会2連覇中と、世界女王として3連覇が期待されています。 ジャパンオープンは今年日本で開催される大会の中で最もグレードが高く、開場前から多くのファンが並んでいました。 試合は序盤、山口選手のテクニックあふれるヘアピンショットを連発、一度もリードを許さず第1ゲームを先取します。 しかし、第2ゲームは一転してリードを許す展開に。それでも連続ポイントで逆転すると、またもヘアピンショット。一度はアウトの判定を受けますが、山口選手がビデオ判定をチャレンジ。すると、ライン上にぎりぎり決まっているシーンが会場のモニターに映し出され、山口選手の得点となります。これには日本のファンも歓声をあげました。 その後、流れをつかんだ山口選手はジャンプスマッシュや好レシーブを見せ、第2ゲームも奪いストレート勝利。3連覇へ向け、初戦を突破しました。 試合後山口選手は自身のよかったショットを聞かれると「あんまりなかったです」と笑いながらも辛口コメント。それでも「日本で開催される数少ない国際大会なので、少しでもたくさん試合できるように頑張ります」と話しました。 山口選手の2回戦は27日に行われる予定です。