健大高崎が星稜を破り決勝へ 群馬勢初の春優勝目指す センバツ
第96回選抜高校野球大会は30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準決勝があり、健大高崎(群馬)が5―4で昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)に逆転勝ちし、決勝に進んだ。 【写真で見る】星稜vs健大高崎(準決勝) 健大高崎は春夏通じて初の決勝進出。群馬県勢のセンバツの決勝進出は1955年の桐生以来、69年ぶり3回目で、春初優勝を目指す。 星稜はセンバツで初、春夏通じて3回目の決勝進出はならなかった。 健大高崎は最終日の31日の決勝で、中央学院(千葉)と報徳学園(兵庫)の勝者と対戦する。 ◇星稜、リード守れず 健大高崎が終盤の集中打で逆転勝ちした。1点を追う七回、斎藤の適時三塁打と高山、箱山の連続適時打で3点を挙げ、試合をひっくり返した。投げては石垣―佐藤の継投で相手の反撃をしのいだ。星稜は先発・佐宗が要所で粘れず、リードを守れなかった。