大好きな音楽に携わる仕事に就けたのに楽しくない…現実とのギャップに悩むリスナーにSUPER BEAVERが送ったアドバイスは?
SUPER BEAVERがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ビーバーLOCKS!」。9月20日(金)の放送では、夢と仕事のギャップに悩む生徒(リスナー)と直接電話をつなぎ、SUPER BEAVERがアドバイスを送りました。
――リスナーからのメッセージ
私の将来の夢は音楽でみんなを助けたり、幸せにすることでした! 今年、新社会人として音楽関係の仕事をしています。ですが、音楽に対してこういう関わり方でよかったのかなと思っています。ライブに行ったりすると「バンドをやりたい!」「みんなで音楽を作っていきたい!」とすごく思うんです。 だけど、いざバンドを組んでみると音楽はやりたいけど、やる気が出なくて続きません。私は音楽を聴くのが好きなのか、音楽をやるのが好きなのか、ライブで音楽を全身全霊で楽しむのが好きなのか、よくわからなくなってしまっています。 仕事に関しても、今は“無”でやっています。音楽に関わる仕事なのに、なんでこんなに楽しくないんだろうと悲しい気持ちになります。メンタルもボロボロで、音楽をひたすら聴いて気持ちを上げて仕事に行っています。いろいろ試してはいるんですけど、なかなかうまくいかなくて大変です。どうしたら人生を楽しく生きられますか!?(18歳)
――渋谷「やりたいことがこれだけあるってすごいこと」
渋谷:直接話していきましょう。今、具体的にどんなお仕事をしているのか教えてもらってもいい? リスナー:ギターとベースを作っています。 渋谷:すごいじゃん! そもそもやりたいと思っていたの? リスナー:思っていませんでした。アーティストとしてやりたかったんですけど、偶然と偶然がつながって今、楽器作っているって感じです。 渋谷:無の状態ってことは、刺激が少なくなってきちゃったってことなのかな? リスナー:何かが足りない、音楽が足りない、みたいな感覚です。 渋谷:やっぱり自分で音楽をやりたい気持ちっていうのはけっこうあるんだ? リスナー:そうですね。 渋谷:18歳だから、いかようにも舵を切れるんだよ。だから、やりたいようにやってほしいと思うけど。でも、質問の内容が「どうやったら楽しく生きられますか?」でしょ? どうやるんだろうね? だけど、こうやってやりたいことがこれだけあるってけっこうすごいことだと思うよ! だって今、夢を持つのってすごく大変なことだと思うよ。やりたいことを決めなきゃいけないってよく言うじゃん? リスナー:はい。 渋谷:具体的にこれがやりたいと思っている人なんて、世の中にはめっちゃ少ないと思うんだ。だから音楽をやりたいと思ったり、携わりたいと思っていること自体、すごいことだと思うよ。 柳沢:望んでか望んでないかわからないけど、楽器のことを詳しく知っていて、勉学として学ぶっていうよりも、純粋に(楽器を)作っているところで、もっと根本的な、実用的なところを教わっているのってすごくいいことだと思う。 後々絶対活きてくるタイミングがあるんじゃないかなって気がすごくしていて。あと気になったのが、書き込みで「バンドをやりたいと思うけど、いざバンドを組むとやる気が出なくなっちゃう瞬間もある」みたいなことを書いていたじゃん? 1人で曲を作って歌ってみたりしたら、意外と合うんじゃないかなと思っちゃったね!
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