行楽日和で歓声響く 常盤公園、6月にかけてイベント続々【宇部】
好天に恵まれた週末の13、14日、常盤公園は多くの家族連れらでにぎわった。盛りを過ぎた桜の花びらが舞う中で子どもたちの歓声が響き渡り、半袖で過ごす人の姿が目立つなど、行楽シーズンの開放的な雰囲気に包まれた。 ときわ動物園では、陽気に誘われて活発に動き回ったり、仲間とまどろむ動物たちの姿を楽しむことができた。14日には隔週で実施している多々良成紀園長のガイドツアー「園長とさんぽ」があり、子どもから大人まで9人が参加。動物たちの特徴や習性、生息環境展示の説明をじっくりと聞きながら、園内を巡った。 初めて参加したという山口市の能願(のうがん)あさひちゃん(5)は「楽しかった。フラミンゴがかわいかった」と笑顔を見せた。 多々良園長は「これからの季節は、動物たちが伸び伸びと過ごす姿や園内の新緑を楽しむことができる。展示を通して、自然の大切さにも思いを寄せてもらえれば」と多くの来園を期待した。
同日は、ヤギとアルパカへの餌やり体験もあった。子どもたちが多く参加し、触れ合いを通して生き物に対する愛情を深めた。 常盤公園では、これから6月にかけてさまざまなイベントを計画している。4月20日~5月26日はリアル謎解きゲーム「目覚めし彫刻たちの謎Ⅲ-謎の地図と失われた秘宝」、28日はぼたん苑でぼたん・しゃくやくまつり、5月11~26日はときわミュージアムで春のバラ展を開催。ときわ動物園では、4月20、21日に飼育の日、5月1~6日に国際マカクウイーク、25、26日に世界カワウソの日、6月15、16日にオウム・インコデーに関連したイベントを予定している。